肩甲骨の硬さが及ぼす不調

肩甲骨は人体の中で「羽」に例えられることがありますが、多くの人は羽を羽ばたかせるどころか、背中に張り付いて硬直してしまっております。

肩甲骨は上半身の体幹部にあり、とても大切な役割をしております。

この部分が硬いとどんな不都合が起きるのでしょうか?

多くの人が悩む3つの不調と関係があります。

それは

①首
②肩
③呼吸

です。

この記事では、肩甲骨が及ぼす「3つの不調」と解決方法をご紹介していきます。

3つの不調

①首

肩甲骨は首の土台であり、実際に首を支える・動かす筋肉が肩甲骨から付いているので、首の硬さにも大きな影響を及ぼします。

肩甲骨から頚椎に付いている筋肉

特に硬くなりやすいのが「僧帽筋」「肩甲挙筋」

首の寝違えや動きの制限に大きく関係します。

首が硬くなると、肩こり頭痛が出やすくなるので、注意が必要でございます。

過去のブログ記事↓も参考にご覧下さいませ

ストレートネックや首の寝違えについて

ストレートネックやスマホ首など最近は首の悪姿勢が目立ち、さらには首の違えのような動きの制限や痛みを訴える方が多くなりました。ストレートネックは、巻き肩や猫背、…

も参考になさって下さい

②肩

肩と肩甲骨は、それぞれ連動して一緒に動きます。

腕を上げる動作は、肩(上腕骨)と肩甲骨が大体「2対1」の割合で動き、これを「肩甲上腕リズム」と言います。

画像は脳梗塞リハビリテーション町田リハビリ堂様のホームページより

https://reha-do.com/2020/05/08/ご家庭でご家族と一緒にできる肩甲骨ストレッチ/

初期45度までは上腕骨が多く動き、45度以上は肩甲骨も大きく動き出す 

そのため、四十肩や五十肩のような肩が上がらない時には、この肩甲骨の動きが問題になっていることが多いのです。

③呼吸

肩甲骨の筋肉は、背中だけでなく、前側の胸部や横隔膜にも繋がっておりますので、硬くなることで呼吸が浅くなってしまいます。

前側の筋肉では、胸筋が固まりやすい

猫背の方や、デスクワークの時間が長い方は注意

呼吸が浅くなることで、身体全身に行き渡る酸素量が減り、疲れやすさや集中力の欠如、さらに自律神経の乱れも引き起こします。

肩甲骨のチェック

では、肩甲骨がしっかり動くか確認して見ましょう。

いろいろなチェック方法がありますが、手を背中に組む画像のような動作(結帯動作)をしてみましょう。

手が全く届かない人は、肩甲骨がガチガチの可能性が高いです

手がわずかに届く、届くけどキツイという人も注意が必要です

また、可動域はしっかりしていても、安定性がなければ、首肩こりなどは引き起こされます。

次に、「キャット&ドッグ」のポーズをチェックしてみましょう

キャット&カウ(猫と牛のポーズ)とも言われます

お腹や骨盤の動きも関係しておりますので、そちらに問題があってできない人もいるかもしれません。

今回の場合は、「肩甲骨(背中)」を意識してチェックしてみましょう

①キャットのポーズ 
背中が丸くなれるか?
床を胸部で押す感覚があるか?

②ドッグのポーズ
首や肩がすくまずにポーズを取れるか?
肩甲骨の内側を寄せる力を感じられるか?

これらが正しくできていないと、肩甲骨はしっかり動かせておらず、安定性がないでしょう。

改善のためのケア

まず、動きが硬い人は、肩甲骨周りの筋肉をストレッチしていきましょう。

上記で見てきたように、肩甲骨を支える筋肉は胸部側と背中側それぞれにありますので、両方をストレッチすることが大切です。

また「キャット&ドッグ」ポーズで正しい力感が感じられない、安定感がない方は、筋肉のバランスが崩れているでしょう。

当店の筋バランス調整では、こうした崩れたバランスや歪みをしっかりと正していきます。

正しくヨガのポーズやエクササイズができるようになると、効果は2倍、3倍にも跳ね上がります。

ホームページでは、「肩・肩甲骨の可動域UP!」の動画を見ることもできます↓

ここまで肩甲骨の大切な働きを考え、ご自身の肩甲骨の可動域・安定性を確認してきました。

いかがだったでしょうか?

肩甲骨が羽のように軽やかに、さらに力強く翔けるように動かせるなら、身体はもっと健康的になります。

お困りの方は、心込めてしっかり丁寧に整えますので、ぜひお任せくださいませ。