椎間板ヘルニアの影響

前回からの続きです

前回は坐骨神経痛について解説していきましたが、前回は「反り腰や股関節の歪み」のある方が出やすいケースをご紹介しました。

今回は、「腰椎ヘルニア」や「猫背」などから影響を受ける坐骨神経痛について、私の実体験を交えて解説致します。

坐骨神経は「腰椎からスタートし、足先まで伸びる、人体の中でも太く長い神経である」ということをお伝えしましたが、スタート地である腰椎で神経の圧迫が起こることがあります!

画像で見られるような「骨盤後傾型」(ストレートネック・巻き肩・猫背・受け腰姿勢)の方に多いです。

※「受け腰」は腰が丸くなってしまう、背もたれに寄りかかりがちなタイプ

巻き肩・猫背・骨盤後傾姿勢の方は、画像のように、お腹側から圧力がかかって骨が変形→椎間板の一部が背面へはみ出し(椎間板ヘルニア)、神経痛となりやすいです(~_~;)

このような歪みなので、ヘルニアの方は、前屈動作で痛みが出やすいです!

この画像は、30代の頃の私の背骨・腰椎です。背骨は本来「S字カーブ」を描きますが、まっすぐですね^^;(私は骨盤後傾型です)

腰椎はヘルニア気味で、骨の変形もあるため、20代後半〜30代は、毎年2、3回は動けなくなる腰痛・ギックリ腰で、苦しんでいました。

※レントゲンやMRIの画像はスマホに残しておくと良いです◎

身体が資本の仕事ですので、ストレッチやセルフマッサージなど毎日30分〜1時間かけてケアしておりましたが、それでも腰痛になっており、酷いと坐骨神経痛で足が痺れることもありました。

今は40代になりましたが、腰痛はほぼなくなり、身体は快適に動き、安定感・力強さも感じられています◎

では、どうやって改善していったのか、解説致します◎

姿勢良く見えても注意です

私の場合は、ストレッチを毎日行っていたおかげで柔軟性はそれほど悪くはありませんでした。柔軟性がある人の場合は、気をつければ姿勢を正せるので、常に姿勢が悪いというわけではないことが多いです。

人間の身体を人形で例えてみましょう!

関節は、筋肉というネジ(実際は伸び縮みするゴムのようなモノ)で、動きや安定性が決まります。骨も筋肉に影響されて歪んだり、動いてしまいます。

筋肉はあるけど、柔軟性がない人は、ガチガチにネジがしまっている人形のようです。動きは硬いけど、無理に動かなければ、壊れにくいです。可動域を無理に広げることが危ないでしょう

逆に、柔軟性はあるけど、筋肉がない人は、ネジが緩んでいて、可動域は広いけれど、安定感がないので、負担がかかると、壊れてしまいます。姿勢は良く見えても、力を使うことや支えることが悪影響になります。

軸がわからない・歪みも注意

では、筋肉と柔軟性はどのようにケアしていくべきでしょうか?

筋肉(特に関節を支えるインナーマッスル)と柔軟性をバランス良く付けていくことが大切です。

人間は立っていても座っていても、重力に逆らって姿勢を保つことが必要なため、「歪みなく・軸がしっかり通った」バランスが必要になります。

今度は人間を椅子に例えて考えてみましょう。

腰痛 椎間板ヘルニア 坐骨神経痛 脊椎狭窄症

以前のブログ記事「効果的なストレッチ方法」でもご紹介したように、軸が正しくとれず歪みのある人は、歪んだ椅子のようにぐらつきやすく、壊れやすい状態です。

※画像は「廣戸先生の4スタンス理論で腰痛は9割治る!」より抜粋

この「“バランス良く”支えられるようにする」ということができると、腰痛・ヘルニア・坐骨神経痛などの不調は、根本から改善できるようになります◎

何が必要なのかを把握する

椅子のイメージで考えたように、人間の身体は、重力に逆らって、自分の体重を上手く支える・動かすことが大切だということがわかります。

人間の場合はさらに複雑で、頭や手足・体幹のバランスを上手くとって支えることが、不調を起こさないポイントです。

「どこのネジ(筋肉)を調整すべきなのか・どこが歪んでいるのか」を把握するためには、左右差や、内側・外側、屈む・伸びる、回旋・側屈、いろいろな視点から考えることが大切です。

辛かった時の僕の足腰の状態はというと、、、

・腰・骨盤は後傾でヘルニア気味で、前屈も反らすこともしにくい
・膝周りはO脚で、膝痛が出ることも有り
・足部は内側へ動きにくく、片足立ちが不安定
・柔軟性はある程度あるが、インナーマッスルが弱い

という、ボロボロな状態でした(⌒-⌒; )

ギックリ腰 腰痛 脊柱管狭窄症 ヘルニア

当時は、痛いところはわかっていても、どこをどう改善すれば良いのかはわかっておりませんでした。

ですので、毎日ストレッチを1時間ケアしても、また腰痛が再発してしまうんですね(>_<)

そんな時に出会ったのが、「関節トレーニング」「JTAフラッシュリプロ療法」の開発者【笹川先生】です!!

笹川先生とYouTubeでもお馴染みなノブ先生のもとで、修行に励み、整体技術だけでなく、関節トレーニングのインストラクター、さらに自身のセルフケアもできるようになりました◎

この関節トレーニングのすごいところは、

・負荷が少ないので、怪我など起こしにくく、老若男女できる
・ピンポイントで狙った筋肉に効果があるので、即効性が高い
・関節を安定させるので、姿勢が改善され、根本改善できる


というところです!!

どんなトレーニングなのか気になる方は、ぜひ下記の動画を参考にしてトライしてみてくださいね◎

椎間板ヘルニア 腰痛 坐骨神経痛 腹横筋 脊柱管狭窄症

腰椎ヘルニアや坐骨神経痛を起こしている方は、腰を支える(骨盤を立てる)インナーマッスルである「腹横筋」のケアが、とても大切です!!

※画像クリックでYouTubeへ⭐︎

私は、あちこち歪んでいたので、腰だけでなく、膝や足首の関節トレーニングなども行い、今ではスッキリ、腰痛から解放されました(^_^)。

健康は最大の財産

暖かくなって、新緑と花がたくさん見られる良い季節ですが、健康でなかったら、お出掛けする楽しさも味わえなくなってしまいます(⌒-⌒; )

笹川先生も「健康は1番の財産!」とおっしゃられておりますが、身体が元気に動けるようになると、心も前向きになり、明るく楽しく過ごせるようになります。

痛みや不調が強かったり、長い間続いていると、健康的な状態に戻れるか不安だと思います。そういう方は、セルフケアでの改善も難しいこともありますので、ぜひ1人で抱え込まず、お任せくださいませ。

心込めて丁寧に、お身体が元気になるようサポート致します⭐︎